交流会やイベントの誘いは、気が向かないなら無理せず行かないのがおすすめ

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人付き合いが下手な人、対人恐怖症気味の人なら、交流会などに参加するのはハードルが高いです。
しかし、人付き合いが上手くまるため、無理しても参加した方が良いと思うかもしれません。

交流会やイベントの誘いがあったとき、どう判断するべきか考えてみましょう。

付き合い下手でも、交流会やイベントなどに誘われることがたまにある

多くの人は集団の中で暮らしている

人付き合いが下手な人や対人恐怖気味の人は人との付き合いは少ないです。

それでも多くの人は会社員として働いていたり、大学生として大学に通っていたり、高校生として高校に通っていたりと、社会の中で生活を送っています。

また、仕事や学業以外に、キリスト教会などに通っている人、習い事をしている人、市民運動に取り組んでいる人などは親しい人はいなくても人と会う機会はそれなりにあります。

交流会やイベントへの参加の誘いもある

人の集団の中で暮らしていると交流会やイベントの参加の誘いがあります。

会社員なら会社や労働組合のイベントなどもあります。

キリスト教会や市民団体などなら青年の集い的なイベントがあって誘われるかもしれません。

誘いに対しての様々な考え方

付き合い下手克服、対人恐怖克服のため、参加した方が良いか

人付き合いが下手だったり対人恐怖だからといって、人付き合いを避け続けているといつまでも人付き合いがうまくならないのではないか、と思う人もいます。

そこで、とても参加したくないが無理して参加するべきかもしれないと思ったりします。

「逃げていないで参加しろ、逃げるから人付き合いが下手なままなのだ」と言われるケース

世間には、人付き合いが下手な人間は人との付き合いから逃げているからいつまでも人付き合いが下手なのだ、というよくある言い分があります。

親や知人などから、無理にでも参加してみなさい、交流の場を避けているからいつまでも親しい人間ができないのだ、と言われた人は多いと思います。

そのようなことを言われると腹が立つので「逃げてなどいない、様々なところに参加しておるだろうが。」と言い返すために無理にでも参加しようか、と思うかもしれません。

気が向いたら行っても良いし、気が向かないなら無理に行かない方が良い

無理して参加して良い結果になったことは一度もない

わたしは交流会やイベントのようなものに無理に参加して良い結果になったことは一度もありません。

何か誘いがあったときに内容を見て、何となく経験や直感で「参加しやすそうだ」と思ったり、「俺の一番苦手な雰囲気だ、こういう高校生や大学生のようなノリのイベントは絶対に参加したくない」と思ったりします。

「絶対に参加したくない」と直感的に思ったイベントであっても、周囲が「人付き合いから逃げないで参加しろ、貴様は」と言ってくるので、「仕方ない、荒療治のようなつもりで行ってみるか」と嫌々ながら参加した経験も何度もあります。

しかし「俺の苦手な雰囲気だ、こういうのには参加したくない」と直感したイベントに無理に参加した場合、ことごとく嫌な思いをしました。
いる場所はなく明らかに浮いていて苦痛でしかない、という結果で終わります。

直感に従って、行きたくないと思ったら行かない方が良い

「行きたくない」と直感した行事は自分の直感に従って参加しないことをおすすめします。

無理に参加して苦痛を感じて、そういった失敗体験を重ねると精神保健上の悪影響は大きく人生に良い影響は一つもありません。

気がむくイベントには参加すると良い

中には何となく参加しやすそうだと思う交流会やイベントがたまにあります。

その場合はその直感に従って参加してみると良いでしょう。

わたしの場合、「何となく参加しやすそうだ」と思ったイベントは人と親しくなることはないとしても極端に苦痛なことはなく終われたことが多いです。

ただでさえ人付き合いが下手だったり対人恐怖症だったりで生きづらく、精神的に疲れているのに、さらに無理をしても良いことは何もありません。
無理せずに直感に従って、やりやすそうなことから進めていきましょう。

無責任な助言は無視する

「逃げるな」と言われた場合

逃げるなと言ってくる人間は基本的に無視して、今後付き合わないようにします。
家族が「逃げるな」と言ってくるなら「逃げる!」と言っておいて、普通に仕事や学問に取り組みましょう。

人間は社会的な生き物で、生きている限り他人と関わりながら生活していて、人付き合いが下手な人や対人恐怖気味の人は日々生きづらい日常の中で闘っているので、逃げていないし逃げようにもそもそも逃げ場もあまりありません。

社会には解決するべき難題が溢れています。無責任な助言をしてくる人間と付き合っても時間と労力が無駄です。
「楽な人生を送っている貴様に何が分かるのだ」と言い返しておくのが良いあしらい方です。

やらないで後悔するよりやって失敗して後悔する方がマシ という言い古された主張を真に受けない

誰が言い出したか不明ですが「やらないで後悔するよりやってみて失敗して後悔する方が良い」という主張が昔からあります。

何かをやってみて失敗したり良くない結果になることは多く、どちらかといえば失敗するケースの方が多いです。

10年なり20年なり90年なりの年月を生きている人なら失敗して後悔した多く、実行する前に慎重に考えて失敗しそうなら中止することも大事であることを経験で学んでいます。

あまり深くものを考えていない天才肌の変人のような人なら後先考えずに実行して、失敗しても苦痛を感じる能力がなく、その後成功して金と地位と名誉を手にした者も一部にはいるかもしれませんが、別にそのような金と地位と名誉を手にする生き方を真似したくはありません。
ブッダもイエスもソクラテスもそのような生き方を推奨していません。

冷静にものを考えて、失敗して深刻な結果になったときには後悔する能力も持っている常識人なら、事前に慎重に検討して失敗しそうなら実行しない、うまく行きそうな見通しができたときに実行する、という方針で生きた方が良い人生が送れるに決まっています。

参考書籍

対人恐怖 (講談社現代新書 981)

内沼幸雄著 対人恐怖 (講談社現代新書 981)

健康
筆者
わたし

差別や暴力で溢れ、弱い者や不器用な者や真面目にやろうとする者を嘲り笑い、利他的な行動を偽善呼ばわりし、「老害」「シルバー民主主義」などの悪意の言葉が流行し虚構の世代間対立を煽る言説を信じてしまう人が多い今の社会と、差別や犯罪の温床と化したSNSや動画共有サイトなどのインターネットの世界に恐怖を抱き、今日も怯えながら暮らしています・・・

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